利賀村とトガプロ vol.2 村の山菜、みんなどうやって食べた?その1

利賀村から届いた山菜

村からのエール”春のおすそわけ便”

3月中旬、利賀村からトガプロメンバー6人に小包がとどきました。

小包の中身は、「利賀の新しいギフトセットを考えてほしいから、実際に利賀の産品を自分で調理してちょっと食べてみて」という名目で送っていただくことになっていた、利賀村の産品セット。

ところがどっこい、開けてびっくり。

 

利賀の山菜が4種類、みんな大好き利賀豆腐が何丁も、そして栃餅によもぎ餅。さらに、清流素麺やみつこさんの赤かぶ漬け…。

利賀の自慢の逸品がぎっしり詰まっていました。

これは、私たちのアイディア出しのための材料という名目で送っていただいたけれど、どうも、「村の方々からの、自粛生活を送る私たちへのエール」なんだと気付きました。

村の方にお礼伝えると、「栃餅とよもぎ餅は○○さんが、コロナに負けるな!って思いを込めて入れてくれたんよ。」とのこと。

私たちは、村から届いたエールにひとしきり歓喜した後、ほぼ初めて出会った山菜をどうやって食べよう?とそれぞれがサーチし始めました。

利賀村から届いた山菜は、こごみ・かんぞう・あさつき・葉ワサビの4種類。


みんながどうやってたべたか、ちょっと紹介してもらいますね。

上段左から、かんぞう、こごみ、あさつき、下段左から、栃餅とよもぎ餅、葉ワサビ、利賀豆腐
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それぞれの食べ方 かずき編

どーも! かずきです。

今回作った料理は、山菜ジェノベーゼパスタです!
鮮やかな緑色、山菜の甘みを活かして作りたいな〜と考えていたときに、ふっとアイデアが降りてきました。

使用した山菜は、「こごみ」と「かんぞう」。
「こごみ」はシャキシャキとした食感で、甘みと苦味のバランスが良いです。
「かんぞう」は甘く、刻むと少し粘りが出てモロヘイヤ?みたいな感じです。

調理中の風景はキッチンがちらかっているのでお見せできませんが、山菜を茹でる時に、お湯が少し緑がかってきれいだったり、香りがすごくよくて楽しかったです!

完成した料理がこちら!

あまりきれいには盛り付けられませんでしたが、、、

味は最高に美味しくできました!パスタの塩味やバジルの風味に負けることなく、山菜の甘み、食感をしっかり感じることができました。

普段都会ではあまり出会うことのない食材を使って料理するのが楽しかったです。コロナで大変なこのような状況下に、食材を送って支援してくださった、利賀村の方々に本当に感謝です。

コロナ落ち着いたら早く利賀にいきたいなぁ。

利賀愛がさらに深まった出来事でしたね。

それぞれの食べ方 ぺい編

こんにちは。ぺいです。

利賀から届いた利賀豆腐とこごみを使い、白和えを作りました。といっても作ったのは母です。

レシピです。
1.利賀豆腐をキッチンペーパーでくるみ、半日置く。
(水気を切ります)

2.こごみを下茹でし、醤油を少量まぶして水分を切る。
(醤油は下味をつけるというよりは水気をとる側面の方が強いため、ごくごく少量で良いらしいです)

3.利賀豆腐を裏ごしする
(すり鉢でするより、舌触りが滑らかになるそうです)

4.練りごま、砂糖、塩で味付けをし、完成

母の作る白和えは僕の好物なのですが、利賀豆腐で作られた白和えは大豆の濃い味がして、いつも以上に美味しかったです。こごみについても食感がよく、また、少し粘り気があり、良いアクセントになっていました。

こごみは山菜独特の癖みたいなものが少ないので、他の料理へも応用できそうですね。

利賀豆腐は固く、ぎっしりしているため、白和え以外にもがんもどきにすると美味しいのでは、という母からの評でした。

ギフトを贈っていただき、ありがとうございました!

家族も喜んでおり、ぜひお取り寄せしたいと言ってました。

「山菜を茹でる時に、お湯が少し緑がかってきれいだったり、香りがすごくよくて楽しかった」、というかずき、おもしろい視点だなあ。食べる前にも魅力があるというのは、実際に自分で料理してみたからこそわかったことですよね。

ぺいのお母様のスキルフルなレシピ、永久保存版ですね。利賀豆腐は、ぎっしりしているから、がんもにするとよい、というのもぜひ実現させたい。
他のメンバーの食べ方紹介は次回。料理をして、おうち時間を楽しく過ごしたみたいですよ!ぜひご覧くださいね!

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プロフィール

利賀プロジェクト(トガプロ)
慶應義塾大学商学部牛島利明研究会に所属する学生が利賀村をフィールドに活動する団体。
主に東京と利賀村を活動場所とし、今年で9年目(2012年発足)に突入。