はじめての”利賀の味”〜 トガプロ3年生が食べてみた編〜 投稿者: Rural frontier編集部2020年7月27日2021年7月14日「コト」と繋がる、「買う」で繋がる、トガプロ Facebooktwitter 村から届いた贈り物とは? 新しい生活様式へのシフトが進みリモートでの活動が求められる中、オンラインだと五感が制限されるなぁと感じることが少なくないのではないでしょうか。トガプロも昨年2月の元気市以降利賀村を訪れることができておらず、自宅から夏のギフトセットを企画したり、とがのおと夏号の製作に取り組んだりといまできることに取り組んでいます。しかし4月にゼミに入ってまだ1度も利賀村に足を運べていない3年生は、村の豊かな自然を写真や動画でしか見ることができていないし、利賀の名産品の味も知りません。 確かに村へ行かずともトガプロとしての活動は一部分可能ではあるけれど、3年生は利賀を肌で感じることができないままに活動しなければならず、なかなか味気ないものだなぁと思っているときに、またもや利賀村から贈り物が届きました。以前は3月下旬にトガプロメンバーに村の山の恵み山菜をたっぷり送っていただき思い思いの食べ方を楽しみましたが、今回はいったい何が届いたのでしょう??開けてみると、現在販売中の「夏のとがとくらす おつまみセット」の商品でした!!村をリアルで感じることができていない3年生のために、実際にトガプロが売り出しているギフトセットの商品を味わってみてほしいという村からのご厚意です。(ちゃっかり4年生にも送っていただきました、ありがとうございます。笑)気になる中身はこちら! ①イワナの燻製(画像右)美しい清流の中で育ったイワナを燻製に加工。川魚特有の臭みも気にならず、噛めば噛むほど香りとうまみがでてくる逸品です。②利賀豆腐(画像左)北陸で昔から作られている”かた豆腐”は、なんといってもそのどっしりとした硬さと、濃厚な大豆の甘みが特徴です。③なんば味噌(中身が見えないですが…画像中央)添加物を使わず、唐辛子と味噌、そして砂糖だけで味をつけた”みつこおばあちゃん”こだわりのなんば味噌はどんな時でもごはんが進む夏バテの救世主です!④おまけ 新鮮な利賀の夏野菜(上の写真には写っていません涙)どんな食べ方をして、初めての利賀の味に何を感じたのか?2人の3年生に紹介してもらいましょう。 りょう編 美味しそうな食材がいっぱい…! こんにちは、利賀プロメンバーのりょうです!利賀プロが贈る「夏のとがとくらす、おつまみセット」7月下旬、そんな夏ギフトが利賀プロメンバーの元に一足早く届きました!中に入っていたのは、きゅうり、なす、利賀豆腐、岩魚の燻製、なんば味噌と、利賀村ならではで、愛の込もった食材が盛りだくさんでした。今回は、僕がこれらの食材をどのように料理して食べたかを紹介します! まずは、きゅうりとなす!こちらは、きゅうりとなすと小エビのポン酢和えにして頂きました。きゅうりのシャキシャキ感となすのしっとりとした食感、そこにぽん酢の味が染みわたっていて、おふくろの味、故郷を思い出すような味わいでした。 次に、利賀豆腐!こちらは、利賀豆腐のにらのお吸い物として頂きました。利賀豆腐ならではの堅さが楽しめると同時に、お吸い物のだしが豆腐全体に染みていてとても美味しかったですこのお吸い物は家でもよく食べるのですが、普通の豆腐よりも利賀豆腐の方が食感も味も楽しめていいなあ、これからは利賀豆腐メインで食べたいなあと思ってしまいました(笑) そして、岩魚の燻製!こちらは少し火であぶってから頂きました。食べた瞬間に岩魚の香ばしさ、味わいが広がってきて、香りも味も楽しめる絶品でしたまた、ご飯のお供であったり、お酒のおつまみなど色々な方法で食べることもできるなあと思いました。実を言うと、僕は魚があまり得意な方ではないのですが(笑)、そんな僕でもすぐに食べ終わってしまうぐらいの美味しさでした! 最後は、なんば味噌!こちらは、焼きおにぎりにして頂きました。口全体に広がるなんば味噌の甘辛さがご飯と良くマッチしていてこれまた絶品でした他の味噌にはない甘さと味の奥深さは、僕がこれまで食べてきた味噌とは全く異なり、利賀村でしか出せない味わいを強く感じましたまた、なんば味噌はご飯のお供としても良し、野菜に付けても良し、豆腐と一緒に味わっても良し、と様々な楽しみ方があり、どの食べ物にも大活躍だと思いました以上、僕なりの夏ギフトの食材を使った楽しみ方を紹介しましたが、あくまで一例ですし、本当にどの食材も様々な楽しみ方がありますまた、利賀村ならではの食材を味わうことで何か利賀村の空気だったり、風景だったり、自然だったりが目の前に広がってくるような、そんな思いも持ちました今年は自粛続きで中々外には出られませんが、ぜひ今回の夏ギフトを楽しんで頂くことで、少しでも利賀村を感じてくれる人が広がってくれればいいなと思います めい編 こんにちは、トガプロ3年のめいです。7月下旬にも関わらず、ほぼ毎日雨模様ですね。蝉がみんみんと鳴き、雲一つない晴天の夏が待ち遠しいです。では、そろそろ本題に入りたいと思います。私は、大学のゼミで「トガプロ」というプロジェクトのメンバーとして今年の春から活動しています。富山県南砺市にある「利賀村」という人口500人の限界集落における関係人口づくりのお手伝いをするプロジェクトです! そして、コロナで利賀村を訪れることができない中、利賀村の商工会の方から利賀の食材が送られてきました。利賀豆腐、なんば味噌、岩魚の燻製、ピーマン、なす、きゅうり、こんなに沢山届きました。(とっても嬉しかったです)私は、実家暮らしをしているので、料理は完全に親に任せています。(忙しくない時は自分でやろうと決めたものの、一切やっていません(笑) 反省します。)そこで、利賀の食材を使った料理を母親に作ってもらいました!まず、1品目が「利賀豆腐の肉巻き」。利賀豆腐に豚バラの薄切りを巻いて焼き、最後に照り焼きソースをかけたら完成という非常に簡単な料理です。(改めて、私は一切料理に関与していません笑)利賀豆腐は、普通の豆腐に比べて硬いのが特徴で、豚肉を巻いてもそれから焼いても型崩れしないんです。お箸で掴む際も崩れたりしないので、簡単に食べることができます。豆腐って、口の中に入れるとすぐになくなってしまいますが、利賀豆腐はそんなことはなく、味わう時間をより長く確保できます。表面がカリッとした豚バラと照り焼きソースが染みた利賀豆腐の相性が抜群で、ペロリと平らげてしまいました!2品目は、「ピーマンとナスの味噌炒め」です。ピーマンとナスを炒めて、お酒・みりん・砂糖・味噌などを使った味噌だれをかけたら完成です。利賀の新鮮なピーマンとナスが味噌ダレと絡み合い、ご飯が非常に進む一品でした。食欲が落ちる暑い夏には、特におすすめです。なんば味噌は、頂いたきゅうりにつけて食べました。ピリ辛ですがほのかに甘さを感じさせるなんば味噌が食欲をそそり、1人できゅうりをまるまる1本食べてしまいました(笑) こちらも暑い夏には非常におすすめです。元気が湧いてきますよ!最後は、「岩魚の燻製」。魚の臭みがなく、噛めば噛むほど旨味が広がり非常に美味しかったです。父親も、適度な塩気でお酒がすすむと嬉しそうに食べていました。どの食材も家族皆大満足でした。利賀の食材を食べるのは今回が初めてでしたが、利賀の雄大な自然が食材の良さを一層引き立ててせているのだと感じました。自然に恵まれた利賀の食材たち、ぜひ皆さんも召し上がってみませんか? 最後に いかがでしたか? 初めての利賀の味を、3年生は目いっぱい楽しめたようです。よろしければ、お酒のおつまみに利賀の恵みを味わってみてくださいね! 商品のご購入はこちらから! 【限定販売】そばで、とがの、そばに「そば食べ比べセット」 ¥2,910 (税込) 【限定販売終了】春となり、とがとなり「茶そば・清流うどん」 ¥2,865 トガプロ公式Twitter プロフィール 利賀プロジェクト(トガプロ) 慶應義塾大学商学部牛島利明研究会に所属する学生が利賀村をフィールドに活動する団体。 主に東京と利賀村を活動場所とし、今年で9年目(2012年発足)に突入。